シニアが運動する場合について考えてみます



シニアが運動する場合について考えてみます
本日はシニアの方が運動を行う場合に気をつける事についてお話をしていきます。今から30年位前のシニア層と言うと60歳以上と言うイメージがありましたが、昨今では雇用年齢も上がり皆さんまだ60歳だとバリバリお元気ですので今の時代のシニア層とは定年後の65歳や70歳の事を言うのが適当だと思います。

先ずシニア層の方が運動をすると言う事はとても良い事です。どうしても加齢になると身体能力が低下してしまい、精神的にも肉体的にも疲れてきてしまいます。ですので運動を行う事によって何時迄も良い影響を与えつつ、継続していく事が大切になります。でも高齢者の方が運動をすると言う事は若い時とは違って身体能力も落ちておりますので一歩間違えると大けがや事故につながってしまうリスクが非常に高いですので運動がいけないと言う事ではありませんが、安全面に十分に配慮をしなければなりません。ですのでシニアが運動をする場合にはどの様なことに気を付ければ良いのかと言う事についてお話をして参ります。

先ず始めに気を付ける事は「無理をしない範囲で運動を行う」と言う事です。これはどういう事かと言いますと、シニアの方は気持ち的には未だ動けると思っていても実際の体は若い時とは違いますので動きに対する対応が追い付かない為に転倒したり怪我をする危険性が高いのです。特にいくら昔運動部にいたからといってもここ暫く運動をしていなかったと言う場合や、高齢になって何か持病を患っている方は無計画で運動を始めると最悪は命の危険性にもつながってしまう場合があります。ですので折角の運動中にケガをしてしまっては意味が無くなってしまいます。ですので無理をせずに今の自分にはどの程度の運動であればこなす事ができるのかと言う自分自身の限度をしっかりと見極める様にしましょう。
例えば足腰が悪く車いすを使用している方であれば、無理をして立つと危ないですので車いすに乗りながらでも可能な上半身を動かす運動から初めて見ると良いでしょう。

そして運動量については、若いころであれば自分の体力を高めるためにも現状プラス少しきつい運動が良いとされておりますが、シニアの場合には無理な筋肉を付けようとはぜずに「現状維持」をベースに運動をして行くと良いでしょう。ですのでニュアンス的には「ややきつい」と言うよりは「少しきつい」と感じる程度の運動量がこれからも継続できる良いペースと言えます。

そしてこの様な点を考慮するとシニア層が体に気を付けながら、しかも現状の体力や筋力を維持しつつできる運動と言うと「ウォーキング」がベストだと思われます。ウォーキングは老若男女に関係なく誰もができる運動になりますが、特にシニアの場合にはウォーキングのコースを選ぶ際には急な坂道や神社の階段などは選ばずに、なるべく平たんなコースを選ぶ様に致しましょう。そして昨今では地球温暖化の関係もあり、日中の日差しがとても暑く、気温や湿度も高いので時間としては朝5時〜7時まで、若しくは夕方6時〜8時位であれば日差しが弱まっている時間帯となりますので熱中症などのリスクも減るでしょう。

また、シニアの方が運動を行う場合にはいきなり体を動かすと言う事は筋肉や心臓にも負担がかかってしまいますので、必ず準備運動やストレッチを入念に行ってから始める様にしましょう。特に良く動かす部分は筋肉を良く伸ばしておくことで捻りや捻挫のリスクを低減させてくれます。極端な事を言えば準備運動に20分〜30分位かけても良い位に十分に体を解してから始める様にする事がとても大切となりますので、肝に銘じておく様に致しましょう。

尚、ただウォーキングに代表される有酸素運動だけではつまらないと感じたり、ウエイトトレーニングを行いたいと言うシニアの方の場合には鉄アレイを使用した運動も行う事ができます。ただ8キロや10キロなどあまり重い荷重ですと血圧が上がってしまいますので、お勧めとしては2キロ〜5キロ位の鉄アレイを使って、ちょっと軽すぎると感じるかも知れませんが、早いペースで筋肉を動かす事で大きな筋肉ではなくて小さな筋肉の筋を鍛える様にする事で日常生活の中で転びにくくなったり荷物を持っても足腰や肩を痛めない様な体を作る事ができます。

この様に、シニアの方は体力的にまず無理をしないと言う事を念頭に置いて、また若い時とは違うと言う事も自信で自覚をして運動する事が必要になります。考えて見れば幾ら現状維持の為の運動だと言っても60歳を過ぎてから継続した運動ができていれば70代でも80代でも体力が維持できていると考えれば、とても素敵な歳の取り方ができていると言っても良いのではないかと思います。
いつまでも健康的なシニア生活ができる様に継続できる自分にあった運動の方法を見つけてみましょう。また夫婦やパートナーがいる場合には一緒に行う事でお互いの体の調子を確認する事ができますので、「無理をしない」と言う事を更に意識する事ができるでしょう。